STORY「蒲原館」

~67年の歴史を守っていくということ

弊社がある静岡県静岡市清水区蒲原には、67年もの長い間、地元の人たちに愛されてきた『食堂 蒲原館』があります。

老若男女問わず、地元民ならみんなが大好きな思い出の味。蒲原出身の歌手・久保田利伸さんも『日本一のラーメン』と認め、通いやすいお値段とは反比例してグルメさんたちをも唸らせる味!週末は行列ができるほどの人気店です。

こんなかわいこちゃんからシルバー世代まで大好きなソウルフード。特にラーメンはあっさりとしながらもしっかりとした味わいで食べた人を一瞬で虜に♪ラーメン好きも思わずうなる旨さ!!

そんな蒲原館が今年12月で閉店を発表しました。理由は、店主の高齢化と跡継ぎ不足。

これはもう大ニュース!!

地元では大激震が走り、蒲原館の味を愛するすべての人たちに大きなショックを与えました。

※是非、「蒲原館」と検索してみてください。

『仕方ないのか…でも、寂しいなぁ…』

そう、蒲原館は、住民にとってなくてはならない財産…。

毎日、閉店を惜しむ声を聞き、動き出したのが栗山社長です。弊社は、以前より『街づくり』に力を入れていて、地域の底力を上げるべく、様々な取り組みを行っています。

『蒲原館は、地域の皆さんにとって思い出の場所であると共に、蒲原を活性化する上でも重要な役割を果たしてくれるだろう…ここを無くしてはだめだ!』

そう考えた社長は、店主のもとへ何度も伺い、なんとか守ることは出来ないかと話し合いを重ねました。そして、この味が残るなら…地域のためになるのなら…と弊社ホールディングスで事業を引き継ぐことを了承していただきました。

地元NPO法人が配布しているサイクルラックと

同じ場所で同じ味を。

店主との約束通り、ここ蒲原で店主が築き上げてきた皆さんに愛される味を再現し、承継していきます。